株式
会社
田中材木店

木のはなし

Story of tree

地元にこだわり
木にこだわる。
熊本は日本でも有数の杉、桧の産地。
田中材木店が在庫する木材の多くが県内各地域で生産・製材されたものです。
環境対策やエコで豊かな生活の実現に向けて木材の価値が見直され、地産地消が推奨される今、田中材木店でも県内のものを消費することが、経済や環境に好影響を与えると信じながら、私たちは日々営業活動をしています。
約100年前、材木店としてスタートした田中材木店の長い歴史の中で変わらないもの。それは、常に木材に対する愛着です。
ここでは、私たちの取り扱う木材の特徴や種類についてご紹介をします。

木の特徴

Characteristic of the tree

Flame retardant

焚き火、キャンプファイヤーなど、木は燃えやすいイメージですが、耐火性の観点からすると、木は鉄よりも燃えにくいと言われています。高温になると、ぐにゃりと曲がってしまう鉄に対して、木は表面が一部炭化しますがそれ以降の強度低下のスピードは鉄よりもゆっくりなのです。

Warm

木は熱を伝えにくい性質を持っています。これは、細胞の隙間が多いため、たくさんの空気を含んだ構造になっているからで、木は自然の断熱材とも言われます。夏場はひんやり気持ち良く、冬場は金属のような冷たさを感じること無くあたたかい、木は温度にも優しさを感じることが出来ます。

Comfortable

木には、空気中の湿度が高いときには水分を吸収し、湿度が低いときには水分を放出するという、調湿作の特徴があります。つまり、建物の内装などに木材を多く使用すると、春夏秋冬オールシーズン、室内の湿度を適度なレベルに調節して快適な空間でお過ごし頂けます。

Healing

アロマオイルでも知られるように、木には独特の芳香があり、その香りは人の気分を落ち着かせます。
また、木の表面の優しい肌触り、吸音性、温もりある色味など、現代社会の喧騒の中で、木は癒し効果抜群です。

木の種類

Kind of the tree

日本主流の木材
  • 日本で最も広く見られる常緑針葉樹です。木目模様は真っ直ぐで、比較的柔らかなので加工がし易く、建築においては柱、桁、間柱、和室材、床材など構造材、端柄材、造作材と幅広く使用されます。調湿も高いため、夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができます。壁材として使えば、お部屋の空気を一年中快適にする手助けをしてくれる木材です。熊本は小国杉の産地として、広く知られております。

  • 杉と共に日本で代表される常緑針葉樹です。木目模様は真っ直ぐで肌目はこまやかであり、独特の芳香と光沢があります。その加工のし易さ、その香りの良さから、建具、家具、風呂おけ、彫刻など高級感溢れる材料として幅広く使用され、建築においては桧の持つ耐久力、防虫性、防蟻性に着目して土台などの構造材に使用されます。熊本にはナンゴウヒと呼ばれる、全国唯一の桧の挿し木品種があり、阿蘇周辺を産地とし、その光沢と特有の香りで高品質材として知られております。

伝統を受け継ぐ銘木
  • 欅(ケヤキ)

    街路樹として広く知られる欅は、北海道を除き、全国的に分布している落葉広葉樹です。重厚で耐久性にも優れており、さらには木目模様が特徴的で美しく、古来より日本国内で最良の樹木として扱われてきました。テーブルやカウンターなどの家具材に広く使用され、神社仏閣の建材としても重用されます。

  • 土佐杉

    高知県東部で産出される銘木です。高級杉として和室の柱、鴨居、落し掛けといった化粧材に使用されることが多く、近年希少価値が高まっている木材です。年輪の目が小さく、美しい木目模様で樹脂分も多く、時間の経過と共に、光沢が増し、色つやの良い木目をお楽しみ頂けます。

木と共に成長する

I grow up with a tree

130台分

田中材木店が毎月
お客様の元へお届けする木材

1000

田中材木店がお客様の元へお届けする木は、毎月約1000立米※の木材(3.5トンのトラック130台分以上)にも至ります。
大工さんらがわざわざ山まで木を切りに行ったり、丸太から正方形の柱を切り出したりせずに済むように、杉・桧といった種々の木材を建築に使いやすい形・長さ・大きさで取り揃え、そして、現場工期の短縮もつながるプレカットの新工場を2018年にオープンしました。田中材木店はこれからも時代の流れと向き合いながら、熊本のお客様と共に、熊本の木と共に成長していけるような、社会づくりを目指します。

※立米(りゅうべい):木材業界では1㎥ のことを1立米とよびます。

PAGE TOP